190:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/06/01(金) 02:09:31.08 ID:lxUpTxFDO
機師団長「総員退避! 脱出挺まで走れ!」
ブリッジ要員たちに機師団長が叫ぶと、彼らは傾いた部屋をなんとか移動し、一人また一人と部屋の外へと走り出ていった。
機姫「そうじゃ、こやつも忘れんようにな」
機姫は床に転がる鉢植えを持ち上げた。
鉢植えに植えられているのは魔導植物のアルラウネ。
アルラウネは三十センチほどの少女の姿で、緑色の髪をしており、下半身は土の中に埋め込まれている。
アルラウネ「……ぴ? ぴー?」
状況を理解出来ないようにあたふたとしているアルラウネの頭を、機姫は軽く撫でた。
機姫「今から脱出じゃ、少しコワイかもしれんが我慢するのじゃぞ?」
アルラ「ぴ?」
機姫「では、頼む」
機姫は鉢植えごとアルラウネを機師団長に渡した。
機師団長「はい、では」
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