191:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/06/01(金) 02:40:27.70 ID:lxUpTxFDO
アルラ「ぴー!」
すぽーん、とアルラウネが鉢植えから飛び出した。
アルラ「ぴー! ぴー!」
ガシッ。
機姫「こ、これっ! ワシはこれから忙しいんじゃ、離してくれ」
アルラ「ぴー! ぴー!」
機姫「こ、困ったのう……足から離れてくれん」
機師団長「この子も分かるんですよ、機姫の覚悟を」
機姫「……そうか」
アルラ「ぴー! ぴー!」
機姫「アルラウネよ、よく聞いてくれ」
機姫はアルラウネの頭に手を置くと、優しい声で語り始めた。
アルラ「……ぴ?」
機姫「ワシはこれから大切な仕事がある。じゃが、お前にも仕事を頼みたい」
アルラ「?」
機姫「ワシが帰ってこれる場所をお前に守っていて欲しい、お前にしか出来ぬ大切な仕事じゃ」
アルラ「……」
機姫「……うむ、よし! ならば仕事の報酬として今度のワシの休日を丸一日お前と使ってやる。ワシと一緒に日光浴じゃ! 丸一日じゃぞ丸一日!」
アルラ「ぴー! ぴー!」
機姫「よしよーし! いい子じゃいい子じゃ」
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