216:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/06/03(日) 17:53:32.65 ID:e5oNrG3DO
〜 ファミレス 〜
勇者「人族と機械族の二人で」
店員「はい、それではご注文がお決まりになられましたらテーブルのベルをお鳴らしください」
217:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/06/03(日) 18:01:27.01 ID:e5oNrG3DO
店員「……あの、ご注文は?」
勇者「ライス二つ」
機姫「なぬっ!?」
218:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/06/03(日) 18:02:41.38 ID:Vf046kaMo
勇者大変そうに見えて実は楽しそうだよな
219:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/06/03(日) 19:47:27.54 ID:e5oNrG3DO
向かい合わせのテーブルで、機姫はイスから勢い良く立ち上がった。
機姫「ライス単品じゃと? おぬしはワシにそんな質素なメシを食わせる気か!?」
勇者「おや、ボクはこれで十分にお腹が一杯になるのですが、機姫さんは随分と食いしん坊ですなぁ?」
220:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/06/03(日) 21:13:04.04 ID:e5oNrG3DO
機姫「ずっと……ずっ……と、ワシはメシを食っておらんのに……あんまりじゃ……これはあんまりな仕打ちじゃぁ!」
そして機姫は目から涙をこぼしながら、およよと儚げに顔を伏せた。
勇者「あ、いや、その」
221:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/06/04(月) 07:03:11.88 ID:fgLq3h1DO
機姫「しくしく……」
店員たち「じーっ……」
勇者「う……」
222:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/06/04(月) 14:03:22.69 ID:bwKAzoHIO
続きはよ
223:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/06/04(月) 18:59:27.59 ID:fgLq3h1DO
店員「お待たせしましたー」
機姫「うむ、待ったぞ」
コトリ、コトリと、料理の盛られた皿がテーブルに並べられていく。大量に。
224:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/06/04(月) 23:03:54.03 ID:fgLq3h1DO
〜 数十分後 〜
機姫「ふう、食った食った」
勇者「……ご満足いただいて何よりです」
225:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/06/04(月) 23:37:33.06 ID:fgLq3h1DO
数秒後、何が起きたのかを理解した勇者は、バッと機姫から身を離して立ち上がった。
勇者「な、なな……なにすんだよっ!」
機姫「キス、つまり接吻じゃが?」
541Res/361.86 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。