364:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/08/02(木) 20:39:36.73 ID:GRF9SiCDO
魔王「待て、勇者!」
勇者『待たない! こんなバカ騒ぎはすぐに……』
魔王「ああ、もう終わりだ。私の勝ちでな」
機姫「ほう?」
吸血女子『なんと! 魔王の勝利宣言だーっ! ひーこら言ってたクセにどの口がそんな事を言えるのか!?』
勇者『吸血女子の言ってる通りだ! そんなこと……』
魔王「信用しろ!」
勇者『……っ!』
魔王「私を信用しろ! 十分……いや、七分あればカタが付く!」
勇者『……』
魔王「……」
勇者と魔王の視線が重なる。
二人は真っ向からじっと見つめ合い──やがて、先に折れたのは勇者だった。
勇者『なら、さっさと終わらせろ!』
魔王「ああ! もちろんだ!」
勇者は再び放送席に腰を落とした。
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