61: ◆7I768BCHo.[sage saga]
2012/05/31(木) 00:39:46.21 ID:df/jZupT0
キョン「俺がここにいる理由はなんだ?意識不明だって?」
古泉 「やっぱり覚えていないんですか?無理もありませんね。ひどく頭を打ったみたいですから」
キョン「…包帯とかしてないんだな」サスサス
古泉 「そうなんです。不思議なことに外傷はまったくなかったんです。内出血もありませんでしたし、脳機関にも異常も見られませんでした。どこが悪いのか、担当医も首を傾げていましたよ」
キョン「ふむ…って……ん?」バサッ ギュウウウウ
古泉 「あと、それも不思議でしたね。お二人とも意識はないのに一向に手だけは頑なに離そうとせず、結局CTスキャンからなにからなにまで長門さんに解析していただくしかありませんでした」
朝倉 スゥ…スゥ…
キョン「……そうか、大丈夫だったか。で、こいつはもう起きたのか?」
古泉 「いえ、まだですね。お二方が意識不明になったその時の状況をお話ししましょうか?」
キョン「言え」
キョン「朝倉の帰国祝い&地元のクリスマス会乱入準備の買い出しに行ったとき、会談から俺と朝倉がもつれ合いながら落ちてきたと…」
古泉 「ええ。それはそれはすごい音がしましたよ。そのまま永眠されてしまうのではないかと思ってしまうほど、鈍い音が。ところで、ピクリとも動かないあなた達に駆け寄ったとき、涼宮さんが踊り場に誰かいた気がするとおっしゃっていたのですが覚えはありませんか?」
キョン「いや、ないな。それより他のメンツはどうした?」
古泉 「交代でお見まいに来ていたので、もうすぐ朝比奈さんがいらっしゃいますね。それと、我らが団長様でしたら3日前からそちらに」
ハルヒ スピピ
キョン「…おお。戻ってきたって感じがするな」
朝倉 スースー
古泉 「それで、手は離さないのですか?」
キョン「それはあとで説明する。まずはこの二人の眠り姫を起こしてからにしようぜ」
古泉 「解りました。それでは目覚めのキッスですね」
キョン「残念ながらおれは王子って柄じゃないんでな。おい、起きろ」
ハルヒ「……ぉが?」
朝倉 「………ん、ん〜?」
キョン「よう、二人とも」
コンコン カラカラカラ
朝比奈「あ。あっあっ」
キョン「あ、どうも。朝比奈さん」
ハルヒ「ちょっ!ちょっとキョンあんた起きるなら起きるって言いなさいよ!!!」
キョン「無茶言うな」
朝倉 「…?これどういう状況?」
キョン「みんな、心配掛けてすまなかった」
って所で今日は寝ます。
またあした。
おやすみなさい。
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