過去ログ - 高木「昔話は小洒落たバーで」
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44:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[sage]
2012/07/01(日) 21:58:49.10 ID:tglcIbDdo
事務所の一角にはミーティングルームがあり、その室内の中央には「0」の形を作るように長机が並べられている。

俺はそこの窓に背を向けられる席に座っている。

机と隙間を隔てた正面には、自分の膝下を見つめて、こちらに目をあわせようとしない音無小鳥が座っている。

俺は机に肘を立てて、顔を手のひらに置き彼女の挙動をじぃっと見つめた。

視線に気づいた小鳥は、顔を上げたと思うとあわあわと視線を泳がせている。

見ていて可愛らしくて飽きないのだが、正直、はずれを引いた気がする。

いや、はずれというのは彼女に失礼だ。
だが舞と比べてしまうとどうしても見劣りしてしまう。

社長は問題児に問題児を充ててどうするつもりなのだろうか。


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