過去ログ - 高木「昔話は小洒落たバーで」
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45:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[sage]
2012/07/01(日) 21:59:42.84 ID:tglcIbDdo
「あ、あの」
彼女は意を決して、口火を切った、

「ん? どうした」
向こうから話しかけてきたことに、内心驚きながらも怯えさせないよう、棘のないように返す。

「こ、これからよろしくお願いします!!」

「おう! 任せとけ!」
彼女を不安がらせないように、自分の胸板をドンと叩く。少し力を入れすぎて咳き込んでしまう。

「だだだ、大丈夫ですか!?」
そんな俺を見て、小鳥はあわあわと上半身だけ忙しなく動く。

「お、おう。 大丈夫だ。心配しなくていいぞ」
少し咳き込んだだけでこの慌てよう、アイドルにはドッシリと構えるキモも必要なのだが(ドッキリとかで)。

「よ、よかったぁ……」
本当に安堵の笑顔を浮かべている。
よく見ると目尻に涙が溢れていた。

俺は、そんな小鳥を見て彼女の今後を考えていた



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