80:君にあげる[saga]
2012/06/03(日) 13:50:00.77 ID:uIZJzVIb0
―駅前―
キリカ「本当についてくるやつがあるか」
まどか「まあまあ、私達隠れてるんで」
ほむら「頑張ってくださいね」
キリカ「いいから帰れって――」
ほむら「あ、あの人じゃないですか?」
キリカ「ッ!」バッ
まどか「確かに綺麗な人だね……キリカさんファイト!」
キリカ「べ、別に、ハンカチ返すだけだし……」
まどか「そうですよ!だからリラックスして!」
キリカ「……よ、よく考えたら、会ったの結構前だしもう向こうは私のことなんか覚えてるわけないから、無理に話しかける必要なんて……」
ほむら「そ、そんなことないと思います!」
キリカ「え…?」
ほむら「いえ、だからあの……覚えてもらえてなくてもいいと思うんです。お礼を言えば、きっと呉さんの気持ちは伝わるはずですから」
ほむら「呉さんの気持ち分かります。人に優しくされた時の嬉しい気持ちも、お礼が言えてないもどかしさも……」
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