過去ログ - とある一位の鬼隠し
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938:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/01(火) 00:18:23.81 ID:cLujty1DO
一瞬自分が何をやったか分からなくなり呆然となる

見ればいつだったか彼自身が治してやったレナの細い指は赤く腫れ血が滲んでいた

後悔と罪悪感が一方通行を襲う


レナ「…痛いよ。ひどいよ道行くん…」

一方通行「…ヤメ」


ギギギ…と音を立てて再びレナの顔が表れる

その虚ろな目が一方通行を捉えて離さない

抱いていた罪悪感も気づいたら掻き消えており代わりとばかりに恐怖心が一方通行を支配していく


レナ「痛い…痛いよ…このドア開けて…?開けてよ開けて…道行くん開けて」

一方通行「ヵ…帰れ!帰れェ!」


再びドアを閉める一方通行

ドアに挟まったレナの指がゴリゅッ…ゴリゅッ…と軋む嫌な感触も、痛い痛いと訴えるレナの声も無視して両手にさらに力を込め続ける


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