過去ログ - とある一位の鬼隠し
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952:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/16(水) 17:52:51.02 ID:AqAJv1jDO
その一言を聞いて一方通行は一方的に電話を切りケータイを放り投げた

雷鳴による聞き間違いだと信じたかった

警察も本心はオヤシロさまの祟りと考えている

これから先の事が全く見えなくなる一方通行


一方通行(そォいや窓閉めねェとな)


現実逃避気味に腰を上げる

実際先程から風と共に部屋には雨粒が吹き込まれており一方通行の机を濡らしていた


一方通行(ひでェ雨だな………ン?)


家の前に妙な影を見つけた
微動だにしないでその影は雨に打たれ続けている

一方通行は目を細めその影の正体を探る


一方通行(レナ…!?)


土砂降りの雨と薄暗い周囲のせいでよく見え辛いが確かにレナだった

一方通行(何…やってンだ…アイツ…?)


打ち付ける大粒の雨も意に介さずレナは一方通行の部屋を見つめたまま動こうともしない
外の暗がりにも目が慣れてきたのかはっきりとレナの姿が見て取れてきた
濡らしていた雨粒はまるで泣いてるかのように彼女の虚ろな目から流れており口元が微かに動いている


一方通行(何を言ってやがる?)


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