984:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/21(月) 22:16:54.76 ID:CpeNUaoDO
心臓の跳ね上がる音がはっきりと聞こえた
大石の言葉が一方通行の脳裏を駆け巡る
"富竹ジロウさんが昨晩お亡くなりになりました"
"死因は喉を自ら掻きむしった事です"
一方通行(あの薬を射たれると喉を掻きむしって死ぬことになンのか!?)
だが大石は薬物は検出されなかったとも言っていた
──しかしだとしたらあの注射器はどう説明できる?
──この状況で富竹と同じ目に遭うのなら殺される他に何がある!?
一方通行「は…離せ!」
反射的にもがくも一方通行の体はレナにしっかりと抑えられ思うように動かせない
以前罰ゲームでレナと梨花に抑えられた事がこんな状況で脳裏に浮かんだ
一方通行(能力だ!反射さえ使えばこの場を切り抜けれる!)
必死に首元へ手をやる一方通行
レナもそれに気づいたかのかより一層強く一方通行を押さえつける
魅音「おーおー抵抗しちゃって…そろそろ観念しなって?」
ゲラゲラゲラゲラ!!
馬鹿にしたように魅音とレナが笑い出す
力を振り絞って電極へ手をやる一方通行
不愉快な嘲笑と共に魅音の注射器が残り数センチという距離まで迫ってくる
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