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2012/06/02(土) 04:24:30.95 ID:bUpwx9YIO
『キミィが勝手に助かるだけ』と社長はいつもそう言っていた。
貴音はこの言葉をイマイチ理解出来てないみたいだった。
こういう問題は結局は自分自身の問題であり、外野は力を貸すことは出来ても代理になることは出来ないという事だ。
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2012/06/02(土) 04:25:39.16 ID:bUpwx9YIO
「ふ、服を着たいので出来ればそこを退いて欲しいのですが……」
振り向くとタンスがあった。成る程。
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2012/06/02(土) 04:27:16.00 ID:bUpwx9YIO
「清潔な服……白い方が良いでしょうか?」
「さ、さぁ……」
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2012/06/02(土) 04:29:00.35 ID:bUpwx9YIO
「冗談ですよ、プロデューサー。じょーくというものです」
「お前の冗談はシャレにならん」
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2012/06/02(土) 04:30:11.82 ID:bUpwx9YIO
「下着姿に靴下は男のロマンと小鳥嬢が申しておりました」
「あの脳内お花畑事務員め!余計な入れ知恵を……」
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2012/06/02(土) 04:31:26.34 ID:bUpwx9YIO
「まぁそんな反応も私は可愛らしいと思いますが……」
「そういう話をしてるんじゃねぇぇぇ!アイドルが童貞とか言うな!」
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2012/06/02(土) 04:34:06.62 ID:bUpwx9YIO
007
時刻は午前0時。
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2012/06/02(土) 04:36:56.17 ID:bUpwx9YIO
「やぁやぁキミ達ぃ、時間通り流石だねぇ」
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2012/06/02(土) 04:38:20.18 ID:bUpwx9YIO
「なんだね四条クン」
「高木殿はここの事務所の社長をなさる以前は神職か何かだったのでしょうか?」
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2012/06/02(土) 04:39:58.35 ID:bUpwx9YIO
準備。
この言葉に貴音はかなり疑問を抱き不安を覚えただろう。
仮にも摩訶不思議現象の対処であるから、準備と聞かれれば儀式的なモノを想像するだろう。
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2012/06/02(土) 04:40:27.20 ID:bUpwx9YIO
その祭壇のすぐ前に卓袱台が一つ。
その側に座布団が二つ、少し離れた所に一つ。
そして卓袱台の上にーーーーグツグツと音を立てる鍋が一つ。
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