83:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/06/03(日) 21:08:25.54 ID:zRZl5vIIO
封筒がジワジワと燃えているーーーーという訳でもなく火を封筒に付けた瞬間、ボウッっ音を立て、灰皿から火が上がる。
貴音もこの光景に驚いているらしく、俺のスーツの裾をギュッと掴み、俺の腕に隠れる様に後ずさりする。
『危ないよ』
『四条クンを頼むよ』
社長の言葉が妙に頭に引っ掛かる。
火が危ないって訳じゃないし、そもそも危ないなら貴音をこの場に同席させる必要もない。
ただ封筒を燃やすだけなら。
ヒュンという風切り音と共にカツーンという音が俺の耳に入った。
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