過去ログ - ほむら「暇だしごまどかでも虐めようかしら」
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957:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/11/19(月) 19:36:33.66 ID:E2wu/MXE0
火事


「ウェヒヒwwwwオナカイッパイwwww」

今日も何とか残飯を漁る事が出来たごまどかは、ゴシュジンの家を目指していました。

ゴシュジンは綺麗好きでなかなか家に入れてくれないので、いつも軒下で寝ています。

けちなゴシュジンだそんな風に考えたごまどかは、別のことも不思議に思っていました。

いつもこの時間は人を見かけないはずなのに、今日はたくさんの人がいるのです。

「ウェヒ〜……」

あまり人目に付くと蹴られたりして痛い、そのことを知っているごまどかは

注意深く家に帰ろうとします。

おかしなことに、家に近づくと少しずつ肌がチリチリする気がします。

なんだろうと思って思い切って大通りに出て近づいてみると、

「ウェギャアッ!!」

なんとゴシュジンの家が真っ赤になっています。

「ドウシテ!?ホムラチャ!!?」

びっくりしたごまどかはビタンビタンと大慌てで飛び跳ねます。

周囲の人々はごまどかに興味がないらしく、簡単に近づくことが出来ました。

とても暑いです。ごまどかはここまで大きな火を見たことがないので、目の前のものが何なのか分かりません。

とにかく何とかしないと。住む場所がなくなってしまう。

熱いけれども、ごまどかは一生懸命近づきます。周りの人々が何か言っていますが、

気にしている暇なんてありません。

何とか近づき、眼前の赤い壁に肢を触れたその時です。

ボワッ。

「ウェヒ!?」

ごまどかの肢が燃え始め、その炎は全身に広がりました。

「ウェギャアアァァッ!?アチュイイイィィィッ!!!ゴンナ、ノッッデッナイヨオォッ!!」

ビタンビタンと跳ね回りその度に火が広がっていきます。これはもう助かりません。

「ウェギャアアアァアアァアアッッ!!!!!」

ゴロゴロビタンビタンと跳ね回ったごまどかは、どんな偶然か軒下に転がっていきました。

そしてその瞬間、炭となった柱が崩れ、木造建築の一軒家は崩壊してしまいました。



「どうやら不審火のようですね。ところで、軒下からごまどかの骨が出てきたのですが、お宅の飼いごまで?」

「いえ、全然知りません」

「そうですか」

あとに残ったのはごまどかの骨だけでした。

火事って怖いですね。



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