74:第三章 王女編「太陽の光」 ◆a6qh.01v1w[saga !桜_res]
2012/06/04(月) 01:08:49.46 ID:bvwBbzpB0
姫は、絹旗のオパールの腕輪をこすりました。
「こーらー、超なにすんですかっ!」絹旗は怒りました。
それでも姫は、腕輪をこするのをやめません。
すると、なんということでしょう。腕輪が光りはじめたのです。
そして、それに応えるように池の底の紋章が輝きだしています。
輝きは太陽の紋章の上で、黄金の光の柱となりました。
「…な、なんであなた。腕輪の使い方、超知ってんです?
わたしも、知らないのに…」
「魔法の指輪はこすると発動するって、城の魔法使いがいってたから」
姫は、何事もないように答えました。
「そういえば…長老が超いってたかも…え、これ指輪なんですか?」
絹旗は、姫に聞こえないくらいに呟きました。
389Res/237.72 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。