75:第三章 王女編「太陽の光」 ◆a6qh.01v1w[saga !桜_res]
2012/06/04(月) 01:09:34.87 ID:bvwBbzpB0
見ると太陽の紋章があった場所に、大きな渦巻きができています。
その渦巻きに向かって、池の水が凄い勢いで吸い込まれています。
池の水は、みるみるうちに減っていき、ついには無くなってしまいました。
不思議なことに、池の底にはもう、太陽の紋章も孔[あな]もありません。
どうやらこの場は、城壁に見える扉に向かうしかなさそうです。
ふたりは、すっかり水が退いた池の底を、歩いて渡ることにしました。
「ち…超ごめんなさい。正直、あなたのこと馬鹿にしてました」
絹旗は小さな体を、もっと小さくしていいました。
「うふふ、いいよ。わたし、馬鹿娘って、よくいわれるもん」
姫は、笑って言いました。
「アホか…やっぱ、こいつ超馬鹿かもです」
つづく。
アイテム
滝壺[ルビーリング]
絹旗[オパールリング]
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