過去ログ - 伊織「だって、あんたが好きだから」
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14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2012/06/04(月) 20:41:35.83 ID:baZeknNso
いつのまにか、涙が流れていた。

悲しいというよりは苦しみからだった。

やよいだったら、こんな苦しみを味わうことはないだろう。

と、ふと思った。

やよいが私の立場だったら、と考えてしまう。

やよいだったら、友人のために自分の気持ちを押し[ピーーー]だろう。

やよいは自分の気持ちを優先したりしない。

しかし、私は違う。

私はやよいを裏切ってプロデューサーに告白しようか悩んでいるのだ。

自分自身の汚なさというものを改めて実感した。

やはり、私はやよいとは違う。

枕に顔を押しつける。

嗚咽が外に漏れないようにするために。

どうしてみんなが幸せになれる道がないのだろう。

私は声を押し殺して泣いた。


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