過去ログ - 伊織「だって、あんたが好きだから」
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13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2012/06/04(月) 20:40:53.45 ID:baZeknNso



伊織の部屋





お風呂から上がったばかりで暑かったので、エアコンの設定温度を下げる。

ゆっくりお風呂で温まったら、だいぶ疲れが取れた気がする。

血行が良くなったせいか、張っていた足の筋肉も解れたようだ。

私はドライヤーで髪を乾かす。

乾いた髪をブラッシングしながら考え事に耽る。

伊織「はぁ……」

思わずため息をついてしまった。

私はどうしてしまったのだろう。

今は恋愛なんてしてる場合じゃないのに。

それなのに、プロデューサーと仲良くするやよいを見て嫉妬している。

友人としてやよいのことを応援すべきなのは分かっている。

しかし、私だってプロデューサーのことが好きなのだ。

私だってプロデューサーと手を繋ぎたい。

私だってプロデューサーに撫でられたい。

でも、やよいが傷つくようなことはしたくない。

でも、プロデューサーと付き合いたい。

ジレンマで心が押し潰されそうだ。

ブラシとドライヤーを片付ける。

部屋の電気を消して、私は布団に入った。


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