過去ログ - 伊織「だって、あんたが好きだから」
1- 20
31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2012/06/04(月) 20:59:36.83 ID:baZeknNso
その言葉を聞いた瞬間、私の中で何かが砕ける音がした。

やっぱりプロデューサーはやよいが好きなんだ。

私は納得していた。

これで逆に、私のことが好き、なんて言われても信じなかっただろう。

やよいは女の私から見てもかわいい。

やよいはプロデューサーとお似合いだ。

私なんかよりも。

伊織「ふふっ……」

P「おいおい笑うなよ……俺は真剣なんだぞ?」

伊織「そんなの知ってるわよ……」

P「確かに他の人から見たら滑稽かもしれないが……」

伊織「そんなこと思ってないって言ってるでしょ?」

P「じゃあ、なんで?」

伊織「あんたには教えてあーげない」

P「なんなんだよ、まったく」

伊織「ふふっ」

私はまた笑った。

伊織「あんたにいいこと教えてあげる」

P「ん?なんだ?」

伊織「やよいもあなたのことが好きよ」

P「……え?」

伊織「驚いた?」

P「ふ、ふーん。そうなのか?」

伊織「こんなことで、嘘つかないわよ」

プロデューサーは無表情を装っている。

でも、一瞬だけ見せたその嬉しそうな顔に、私は少し寂しさを感じた。




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
87Res/74.06 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice