過去ログ - 伊織「だって、あんたが好きだから」
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31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2012/06/04(月) 20:59:36.83 ID:baZeknNso
その言葉を聞いた瞬間、私の中で何かが砕ける音がした。
やっぱりプロデューサーはやよいが好きなんだ。
私は納得していた。
これで逆に、私のことが好き、なんて言われても信じなかっただろう。
やよいは女の私から見てもかわいい。
やよいはプロデューサーとお似合いだ。
私なんかよりも。
伊織「ふふっ……」
P「おいおい笑うなよ……俺は真剣なんだぞ?」
伊織「そんなの知ってるわよ……」
P「確かに他の人から見たら滑稽かもしれないが……」
伊織「そんなこと思ってないって言ってるでしょ?」
P「じゃあ、なんで?」
伊織「あんたには教えてあーげない」
P「なんなんだよ、まったく」
伊織「ふふっ」
私はまた笑った。
伊織「あんたにいいこと教えてあげる」
P「ん?なんだ?」
伊織「やよいもあなたのことが好きよ」
P「……え?」
伊織「驚いた?」
P「ふ、ふーん。そうなのか?」
伊織「こんなことで、嘘つかないわよ」
プロデューサーは無表情を装っている。
でも、一瞬だけ見せたその嬉しそうな顔に、私は少し寂しさを感じた。
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