過去ログ - 伊織「だって、あんたが好きだから」
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49:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2012/06/10(日) 14:41:55.48 ID:kbSnN6gzo
伊織「ありがとう……」

律子は早足で医者を探しに行った。

私とやよいは病院の廊下のベンチに座って、プロデューサーの意識が戻るのを待っていた。

伊織「やよい、大丈夫?」

私はやよいに尋ねた。

やよいの顔は蒼白だ。

やよい「……ねえ、伊織ちゃん?」

伊織「なに?」

やよい「プロデューサー……本当にただの熱中症なのかな?」

伊織「……たぶん、そうだと思うけど」

やよい「だって、プロデューサーはずっと日陰にいたのに……」

やよい「熱中症って運動している人がかかるものじゃないの?」

それは私も思ったことだった。

プロデューサーはずっと日陰にいたし、水分補給もしていた。

それなのに、熱中症になるだろうか?

しかし、私は余計な考えを打ち消す。

やよいに余計な心配はさせたくない。

伊織「熱中症は運動してなくてもなるものよ?」

やよい「……そうなの?」

伊織「ええ、特に寝不足だったり疲れてるときはなりやすいの」


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