17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(四国)[sage]
2012/06/07(木) 22:16:11.00 ID:jUbRzHHAO
唯「それって悪いことなの?」
梓「表面上は……そうは思いませんよね。私も思いました、けど……」
あずにゃんは少し迷った後、その口から……
18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(四国)[sage]
2012/06/07(木) 22:17:27.89 ID:jUbRzHHAO
唯「憂が……なんで?」
梓「私にもそれはわかりません。ただ今はその世界妹計画を止める為に私は動いてます」
唯「あずにゃんはどうして……誰から聞いたの?」
19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(四国)[sage]
2012/06/07(木) 22:18:59.98 ID:jUbRzHHAO
そう言いながら左腕の裾を捲りそれを見せるあずにゃん。
さっき私が気になっていたあの端末だ。
その前に気になることが一つ……。
唯「多分って…?」
20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(四国)[sage]
2012/06/07(木) 22:26:36.80 ID:jUbRzHHAO
梓「私が三日後から来たと言うことがわかったのは色々な要因がありますが……一番はこのチェンジャーですかね」
唯「チェンジャー?」
梓「この機械の名前……だったと思います。これの二番目のところを見てください」
21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(四国)[sage]
2012/06/07(木) 22:30:20.55 ID:jUbRzHHAO
あずにゃんが見るように促した二番目のディスプレイには259,200という数字が表示されていた。
唯「これがどうかしたの?」
梓「こっちは止まってるのにこの下のは動いてますよね?」
22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(四国)[sage]
2012/06/07(木) 22:31:27.67 ID:jUbRzHHAO
唯「へーぇ……」
梓「良くわかってないでしょ唯先輩!」
唯「わ、わかってるよぉ!」
23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(四国)[sage]
2012/06/07(木) 22:33:06.88 ID:jUbRzHHAO
梓「そんなことないですよ! 憂を助ける為に唯先輩の力がきっと不可欠になると思います」
唯「憂を助ける……? !!!!!! あれが偽者の憂ってことは本物は!!??
本物の憂はどこにいるのあずにゃん!」
24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(四国)[sage]
2012/06/07(木) 22:36:14.83 ID:jUbRzHHAO
梓「憂は私にとっても大切な友達ですから。二人で必ず取り戻しましょう」
唯「うん……うんっ……!」
溢れ還った涙を鼻をすすって堪えていると、あずにゃんが「もう、唯先輩は……。はい、ちーんしてください」
25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(四国)[sage]
2012/06/07(木) 22:45:52.43 ID:jUbRzHHAO
────
見慣れた桜ヶ丘の街を歩くこと数十分……。
唯「誰ともすれ違わないね……」
26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(四国)[sage]
2012/06/07(木) 22:47:32.07 ID:jUbRzHHAO
梓「!!?」
急に顔を強張らせるあずにゃん。
唯「どうしたのあずにゃん!?」
27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(四国)[sage]
2012/06/07(木) 22:49:45.56 ID:jUbRzHHAO
梓「見せた方が早いですかね。ちょっと見ててください」
そう言うとあずにゃんはチラッと左腕のディスプレイを見た後、スタスタと何歩か歩き、呟く──
梓「3秒Back──」
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