過去ログ - 涼「僕とあなたの」千早「シーソーゲーム」
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145: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/06/12(火) 00:03:15.07 ID:Wu+kCae30
涼「今ここで、もう一度言います。僕は貴女を超えます。僕の夢を叶えるためには、千早さんを超えないといけないんですから」

トップアイドルへの道に高く聳え立つ壁は、歌姫と言う絶対的な存在。
だけどもう落ち込んでなんかいられない。

以下略



146: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/06/12(火) 00:06:19.66 ID:hDxsX9jO0
石川「そう、エントリーするのね」

翌日、僕は事務所に着くとまず最初にオーディションを受ける旨を社長に伝える。
社長は驚くこともなく、淡々と受け入れてくれた。

以下略



147: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/06/12(火) 00:10:58.25 ID:hVX2xghY0
石川「なにも思いつかない、そんな顔してるわよ」

涼「うっ……、いろいろ考えたんですよ? でも思いつかないんです」

石川「全く、1人だと限界があるに決まってるじゃないの。特に、貴方みたいな真面目な子は、難しく考えすぎるかもしれないわね」
以下略



148: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/06/12(火) 00:13:28.90 ID:Wu+kCae30
愛「それでは、第1回!! アキさんが千早さんに勝つためには何をすればいいか会議を始めます!!」

絵理「ドンドンパフパフ?」

夢子「あー! 腹から全力で声出さなくても聞こえるわよ!!」
以下略



149: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/06/12(火) 00:16:57.88 ID:hVX2xghY0
夢子「こっちもオーディション近いからレッスンしたいの。チャチャっとやって解散しましょ」

絵理「うん。長引かせよ」

夢子「話聞いてた!?」
以下略



150: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/06/12(火) 00:20:14.02 ID:hVX2xghY0
愛「あれ? 何でみなさん黙って……」

涼「はい、次絵理ちゃんねー」

愛「酷いですよー!!」
以下略



151: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/06/12(火) 00:24:03.31 ID:hDxsX9jO0
夢子「却下ね」

涼「うん、流石にこれはないよ」

愛「頑張って考えたのにぃ……」
以下略



152: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/06/12(火) 00:28:46.43 ID:Wu+kCae30
涼「え? そうなの?」

愛「もったいぶらずに教えてください!」

夢子「あんたら……、何回オーディションを受けてきたのよ」
以下略



153: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/06/12(火) 00:31:12.42 ID:Wu+kCae30
夢子「別にバカ正直に向こうの土俵で勝負する必要もないし、確実な方法だと思うわよ?」

絵理「うん。でもこれは勝つために手段を選ばない人専用の技だから、後々刺されるかも? あくまで自己責任」

涼「そういう怖いこと言わないで欲しいな……」
以下略



154: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/06/12(火) 00:32:59.49 ID:Wu+kCae30
愛「でもそうしたら、千早さんに勝つ手だてが……」

夢子「無いことは無いわ。とっておきの大技がね」

涼「え?」
以下略



155: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/06/12(火) 00:36:36.30 ID:Wu+kCae30
涼「ないのなら作ればいい……、作る?」

愛「どうしました、アキさん?」

涼「うん、今天啓を得そうなんだ」
以下略



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