過去ログ - 涼「僕とあなたの」千早「シーソーゲーム」
1- 20
178: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/06/14(木) 00:42:23.62 ID:AE0+d/ax0
千早「あき鈴月さん、久しぶりね」

涼「千早さん!」

今秋月って言いかけましたよね。
以下略



179: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/06/14(木) 00:47:07.85 ID:AE0+d/ax0
審査員「んじゃ次、ナンバー5!」

涼「はい!」

審査員に呼ばれ、ステージへと立つ。
以下略



180: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/06/14(木) 00:54:32.03 ID:AE0+d/ax0
審査員「……、はっ! 次ナンバー6!!」

千早「はい」

そして――。
以下略



181: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/06/14(木) 01:07:11.02 ID:AE0+d/ax0
愛「お疲れ様です! 残念でしたね……。でも私、アキさんの歌が一番だと思います!!」

涼「ありがと、愛ちゃん」

楽屋に戻ると、愛ちゃんが全力で励ましてくれる。それが何だか可愛くて、つい頭を撫でてしまう。
以下略



182: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/06/14(木) 01:20:06.05 ID:AE0+d/ax0
千早「ねえ、鈴月さん。少しお話しない?」

涼「お話ですか?」

千早「ええ、嫌なら別に良いんだけど」
以下略



183: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/06/14(木) 01:36:29.14 ID:G7vk+pdM0
千早「秋月君、あの曲は武田さんの曲なのね」

涼「やっぱり分かるんですか?」

開口一番、千早さんは曲について聞いてきた。彼女ぐらい歌を学べば、
以下略



184: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/06/14(木) 01:44:58.49 ID:G7vk+pdM0
千早「秋月君、私は貴方が思っているよりも出来た人間じゃないの。……愚か者もいいとこよ」

涼「え? どうしたんですか、急に」

満月が照らす中、使いを待つかのように千早さんは寂しく佇んでいる。
以下略



185: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/06/14(木) 01:50:44.05 ID:AE0+d/ax0
千早「私は、武田さんに曲を書いて貰いたかったの。単純なメロディーの積み重ねが素晴らしい音楽を生み出す。彼の作る歌は私を魅了したから」

Dazzling Worldもそうだ。分かりやすく、技巧的に難しい曲でもない。
だけど気が付くと歌ってしまうような、心に残る音楽なんだ。

以下略



186: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/06/14(木) 02:00:43.27 ID:AE0+d/ax0
千早「何度目かしらね、こうやって手を握られるのは」

涼「千早さん、僕は貴女を尊敬しています。難しい曲をああも簡単に歌って、教え方も上手くて。僕にとって貴方はライバルであるとともに、尊敬すべき先輩でもあるんです」

千早「それすらも、自分を言いように見せた結果かもしれないわよ?」
以下略



187: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/06/14(木) 02:11:19.19 ID:KZgj1nw80
千早「あ、あ、秋月君?」

涼「は、はい! なんでしょうかぁ!!」

始めて話すみたいに、ぎこちない。千早さんはリンゴみたいに顔を真っ赤にしている。
以下略



322Res/261.10 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice