過去ログ - 涼「僕とあなたの」千早「シーソーゲーム」
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183: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/06/14(木) 01:36:29.14 ID:G7vk+pdM0
千早「秋月君、あの曲は武田さんの曲なのね」

涼「やっぱり分かるんですか?」

開口一番、千早さんは曲について聞いてきた。彼女ぐらい歌を学べば、
聞いただけで誰の作曲か分かってしまうのかな。

千早「難しいことじゃないわ。武田さんの曲って、曲中に決まってサインがあるの。いわば武田節ってとこかしら?」

涼「そうなんですか? すみません、あまり武田さんの作った曲を知らなくて」

言われてみると、彼の曲はDazzling Worldしか知らない。良くそんな身で作曲を依頼したものだ。
自分の不勉強さが情けなくなる。

千早「無理もないわ。この業界にいても、武田さんが作曲もしているって知っている人自体が少ないわ。それに、あの人が作った曲は両手で数えれる数しかないの」

涼「そうなんですか……」

お蔵入りになったのもあるみたいだけど、と付け加える。

千早「だから貴方の歌を聴いたとき、驚いたわ。秋月君が武田さんに認められたということ、新たな歌が生まれたこと。勿論それは私にとっても嬉しい話。だけど同時に、秋月君に嫉妬したの」

オーディションに合格したというのに、物憂げな眼で僕を見る。


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