過去ログ - 涼「僕とあなたの」千早「シーソーゲーム」
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223: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/06/15(金) 23:10:37.00 ID:xpEWAI6j0
涼「あっ、千早さんからだ」

オーディション5分前ぐらいに、千早さんからメールが来る。

千早『立場上あなたを応援するのはお門違いなのかもしれないけど、頑張って』
以下略



224: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/06/15(金) 23:15:04.82 ID:xpEWAI6j0
審査員『ドキドキするだろぉ? 合格者は……、3番だ!!』

涼「ぼ、僕ですか!? やったぁ!!」

審査員『へ? 僕?』
以下略



225: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/06/15(金) 23:20:56.43 ID:xpEWAI6j0
あずさ「私も、まだまだなのね……」

涼「え?」

あずさ「前に言ったけど、今日のオーディションは夢に踏み出せるきっかけになればいいと思ってたの。でも、まだまだ先にした方がよさそうね。いつになるのかしら?」
以下略



226: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/06/15(金) 23:24:15.34 ID:xpEWAI6j0
小鳥「それじゃあ涼君の男性デビューを祝ってー、かんぱーい!!」

涼「まだ番組で言ったわけじゃないんですけどね……」

音無さんは1人で盛り上がる。もちろん、グラスの中にはお酒じゃなくて、オランジーナが入っている。
以下略



227: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/06/15(金) 23:29:16.68 ID:xpEWAI6j0
『アンアンアンパンマン優しい君は……』

涼「アンパンマン?」

千早「あっ、ごめんなさい」
以下略



228: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/06/15(金) 23:47:26.72 ID:xpEWAI6j0
僕はまた、武田さんの仕事場を訪れた。自分の夢に向き合ったことを、彼に伝えたかったから。

夢子ちゃんは、依然落ち込んだままらしい。

あずさ『食事も喉を通ってないみたいで、見てて辛いわ……』
以下略



229: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/06/15(金) 23:50:35.14 ID:xpEWAI6j0
武田「だが簡単なものではない。なんせこれは、全てのアイドルの目標だ。IU、君も知っているだろう」

涼「アイドルアルティメイトですか」

アイドルアルティメイト――。その名の通り、アイドルの頂点を決める大会だ。これの頂点に立つことが、夢の終着点というアイドルも多いだろう。
以下略



230: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/06/16(土) 00:08:38.35 ID:MyYDye2Q0
男の子と言うことを公表するため、僕はある歌番組に出ていた。
視聴率も高く、注目を集める番組だ。きっと効果は大きいだろう。

司会者「いやぁ、アキちゃん凄いよなぁ。デビューしてすぐにこれだけ売れて、お金有り余ってるんちゃう?」

以下略



231: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/06/16(土) 00:12:16.82 ID:Zf3BIy1k0
司会者「衝撃の事実が今ここに! なーんてアキちゃんは冗談もお上手で……。真顔でこんなことを言うなんて驚くやんかぁ」

涼「違います! 僕は本当に……」

司会者は苦笑いをして受け流す。周りもそそれを冗談と感じたのか、クスクスと笑い声をあげる。
以下略



232: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/06/16(土) 00:15:30.98 ID:MyYDye2Q0
石川「レッスン場もダメ……。死体蹴りのつもりかしら」

涼「死体だなんて酷いです!」

石川「ごめんなさい、今のは配慮が足りなかったわ。でも大きな敵を作っちゃったわね」
以下略



233: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/06/16(土) 00:22:03.85 ID:Zf3BIy1k0
涼「はぁ、どうしたらいいんだろ……」

そのまま家に帰るのも気が引けて、ブラブラと歩く。相変わらず町中にはアイドルの話題で溢れている。
でもその中に、鈴月アキはいなかった。

以下略



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