過去ログ - 涼「僕とあなたの」千早「シーソーゲーム」
1- 20
279: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/06/18(月) 01:56:54.60 ID:DmUAH49I0
涼「へ? 今社長何って……」

石川「うちのアイドルの秋月涼に電話をかけたはずよ?」

そこまで言われて気付く。今の僕は鈴月アキじゃないってことに。普段通りの声にして、返事をやり直す。

涼「はい! 秋月ですけど! どうしましたか?」

石川「オーディション見ていたわよ。3人とも予選突破おめでとう」

涼「ありがとうございます!」

僕達は予選を無事突破することが出来た。でもそれだけじゃないんだよね。えへへ。

石川「それにしても聞いた時は驚いたわ。予選突破まではすると思ってたけど、まさか予選を1位通過するなんて。どうかしら、憧れのジュピターを超えた感想は?」

涼「超えただなんてそんな……」

石川「まぁそうよね。きっと彼らは本選までに完璧に仕上げてくるでしょうし。でも、勝てるわよね?」

涼「はい。自信はあります」

皮肉な話だよね。女の子アイドルを長い間やっていたから、逆に男の子としての自信もついちゃうなんて。
社長はそこまで見越していたのかな?

石川「でも教えて頂戴。あれだけ本当の姿を見せたいって言っていた貴方が、最後にアキとして歌った理由を」

本当の自分を見せるべきだった。皆そう言うかもしれない。だけど僕は、アキとして歌った。理由は単純だ。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
322Res/261.10 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice