過去ログ - 涼「僕とあなたの」千早「シーソーゲーム」
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296: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/06/18(月) 15:22:36.11 ID:z5nNfVnu0
涼「武田さんは嘘を吐かないってのはよく知っているでしょ? なんなら、もう一度テレビで言ったこと言おうか?」

夢子「格好つけるな! はぁ、あんたの相手してたらいろんなものが馬鹿らしくなってきたわ。結局私は、最初から最後まで振り回され続けたのよね。実は男の子でしたなんて、トンデモなオチまで用意しちゃって」

涼「ごめんごめん。でも夢子ちゃん、戻ってくれるよね?」

夢子「復帰するわ。これ以上拗ねてたら私の方が馬鹿になるだろうし、なによりあんたにオールドホイッスルを先越されたのがムカつく!」

夢子ちゃんは影1つない顔で、僕に言う。

夢子「覚悟しなさい! あんたをさっさと追い越して、夢を叶えてやる! てか今新しい夢出来たわ! あんた達を倒す!」

涼「僕達?」

夢子「そーよ、どこかのバカップルをね。せいぜい均衡勝負してなさいな。私が追い越してやるから」

涼「バ、バカップルって……。そうだ、夢子ちゃん。晩御飯一緒に食べない? 復帰祝いにさ」

夢子「はぁ? あんた自分の置かれている状況分かってないの?」

涼「え?」

状況? いつもと違うことあるっけ?

夢子「どっちにしてもパス。あんたが誘うべきは、私じゃないでしょうが。さっさと行ってよね、さもないと激辛キャンデー食べさせるから」

涼「ありがとう、夢子ちゃん。僕行かないと」

夢子「行った行った! はぁ、まさか歌も恋も相手が如月千早なんてね……」

夢子ちゃんが後ろで何かを言ったけど、僕の耳には入ってこなかった。


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