過去ログ - 涼「僕とあなたの」千早「シーソーゲーム」
1- 20
300: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/06/18(月) 16:05:17.58 ID:8VbR5ZDS0
涼「その……、秘密は望まない形で知っちゃったけど、僕は千早さんが……」

千早「秋月君。私、つまらないし重い女よ? それに、まだ心のどこかで優の影を求めているかもしれない。きっとまた貴方のことを優と被せてしまうと思うの。それでも」

涼「千早」

千早「え?」

誰かが憑りついたみたいに、自然と口が動く。

涼「優君は、こう呼びませんよね。良いんです、おかげで僕も気合が入りました。今年のIU、僕は頂点に立ちます。そして来年、貴女を挑戦者として待ちます」

涼「僕が千早に勝った時、千早を僕のものにします。心の闇も、優君の思い出も、如月千早を構成するもの、全てを貰います。僕の女にしてみせます」

千早「秋月君……」

涼「僕なりのエゴです」

千早「そう……。なら私も自分のエゴを通そうかしら? 来年私は貴方に挑む。そして勝ってみせる。その時は、私が貴方を貰うわ」

恋なんて、いわばエゴとエゴのシーソーゲーム。

涼「あはは! なんですかそれ。結局結ばれるじゃないですか!」

千早「……っ、そうね……っ!」

2人しておかしなことを言って、笑いが生まれる。

千早「私、もう一度出直すわ。今度は誰のためでもなく、自分のための歌を見つける。その時、武田さんも曲を書いてくれる気がするから」

涼「それは楽しみです。僕もDazzling Worldと一緒に進化していきます」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
322Res/261.10 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice