過去ログ - 涼「僕とあなたの」千早「シーソーゲーム」
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40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/08(金) 21:08:06.56 ID:eHSUxDAV0
武田「それに彼女自身が気付いた時、音楽業界をけん引する存在になるだろう。そうなることを、心から祈っておくよ。こればっかりは、僕がどうこうできる話でもないしね。さて、僕は行かなければ」

ジャケットを着直し立ち上がる。千早さんはまだ歌っていて、こちらに気付いていないみたいだ。

律子「あれ? ライブを見に来たんじゃ」

武田「それなら良かったんだが、あいにく僕も多忙でね。仕事の都合で、こっちに寄っていたんだ。秋月君、彼女によろしく伝えておいて欲しい」

律子「はい、分かりました」

武田「ではまた会おう」

涼「はい、お疲れ様でした」

武田さんは手を振り、ホールを後にする。後姿も格好良い。出来る男はやっぱり違うなぁ。僕なんかがあのジャケット着たら……、似合わないよね。

千早「〜♪ ……これなら大丈夫かしら」

リハーサルも終わり、本番を迎える。僕の出番は、千早さんが出るまでに客席を暖めておくこと。今はまだ無理でも、いつかは僕がメインになってやる!! そう心に誓って、ステージに立つ。


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