過去ログ - 涼「僕とあなたの」千早「シーソーゲーム」
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51:投下します[saga]
2012/06/09(土) 09:42:39.16 ID:fC4iTN6U0
律子「ねー、千早。入っても……、ってアキ?」

千早さんに秘密を打ち明けた後、律子姉ちゃんがおずおずと入ってきた。楽しげに談笑する僕らに面食らったのか、ポカンとしている。

千早「別に茶番は良いわよ。彼が律子の従弟ってこと知ってるから」

律子「ええ!? あんたバラしたの!?」

涼「いやー、バラしたと言いますか……」

バレちゃったというか……。チラリと千早さんを見ると、首を縦に振る。

千早「私から説明するわ」

察してくれた千早さんは、律子姉ちゃんに事の経緯を説明する。やっぱり鈴月アキを始めて見た時から、昨日の秋月涼がダブって見えていたみたい。女装して名前を変えたところで、そうそう騙せるものじゃないらしい。そして、僕の歌を聴いて確信したんだって。やっぱり凄いなぁ。

律子「なるほどねぇ……。バレちゃったものは仕方ないし、私からもお願いするわ。涼のことは秘密にしておいてほしいの。ほら、あんたも頭下げなさい」

涼「いだだ! お願いします!!」

律子姉ちゃんに頭を押さえられる。結構痛いです。


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