過去ログ - 自衛隊員「異世界に飛ばされちまった………」
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976:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆QTgLSjqNKs[saga sage]
2013/02/17(日) 16:20:23.76 ID:DfAB/hoy0
野盗E「ぎゃはぁっ!?」ブシュッ

狼娘「やった!」

商人C「ああ、だが次々沸いてくるぞ!」

狼娘「そうだね、隙を見て後退を…え…?」

多数相手に立ち回っていた二人だったが
急遽、瞬発力が目に見えて落ち始める

狼娘「嘘、これって…」

商人Bの詠唱が途絶えたことで、魔法の効果が切れたのだ

狼娘「しょ、商人B!」

商人C「まずい!」

事態を察し、振り返れば
馬車は野数の野盗に囲まれていた

商人A「くっそ!」キンッ

商人Aは剣を握り、馬車の上から群がる野盗たちを払っている

ヒュンッ

商人A「ッ!?がぁ!?」ブシュッ

狼娘「あぁ!?」

しかし群がる野盗たちを裁ききれず、ついに商人Aの体を一本の剣が貫いた

狼娘「商人Aまでぇ!くそぉっ!」

商人C「まずいぜ、囲まれ出した!」

敵中で魔法の恩恵を受けられなくなった二人は、次第に四方を囲まれてゆく

狼娘「ぐ…うわぁぁぁ!」

商人C「な、狼娘!」

だが、狼娘は敵に向けて突進していった

商人C「狼娘、落ち着け!」

制止の声は狼娘の耳には入らず、怒り狂う彼女は剣を振り回す

野盗G「このっ、ぎゃ!?」ブシュッ

野盗H「いい加減おとなしく…ぐはっぁ!」バシュッ

怒りと狼の本能がない交ぜになり、近くの野盗たちを夢中で切り裂く狼娘

狼娘「このぉ!みんな切り殺してやる!!」

しかし、その怒りが判断を鈍らせた

キラッ

狼娘「!」

狼娘に襲い掛かかる一本の斧

狼娘「しまっ!」

回避しようとするも、到底間に合わない



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