過去ログ - やすな「ぬいぐるみとナイフとリボンの話」
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8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/06/12(火) 03:08:39.50 ID:sk2r3j6w0
ソーニャ「ほら やすな」

唐突にソーニャが大きめの紙袋を差し出してきた

やすな「? ソーニャちゃん、なにこれ。紙袋?」

ソーニャ「いいから!」

紙袋をやすなに押し付けるソーニャ

受け取ったやすなは早速、紙袋の中を見てみる

ガサガサ

その中にはピンク色のうさぎのぬいぐるみが入っていた

やすな「あっ!…これは、ぴょん助!!」

やすな「ぴょん助ー!久し振りー!!」

ギュウゥ

ビニール袋が被っているがおかまいなしに抱き締めるやすな

ソーニャ「…だいぶ色々な所を探しまわったが…同じヤツのはずだ。多分」

やすな(じゃあ、最近学校の後はぴょん助を探してくれてたんだあ 嬉しいな♪)

やすな「わー、ソーニャちゃんありがとー!大事にするよー!」

ここしばらく見せていなかった、満面の笑みを浮かべるやすな

ソーニャ「コホン…さて、本題だ…」

ソーニャ「…ナイフを返してもらおうか」

やすなのテンションと間逆に、静かに、問い詰める

やすな「え?」

ソーニャ「あれから、可能性のある場所を探し続けてみたんだが…どこにも無かった」

ソーニャ「つまりナイフがあると考えられる場所は私の行っていない場所…」

ソーニャ「そして、お前が忘れていたという事が本当でも嘘でも問題ない場所…」

ソーニャ「つまり、お前の家だ…」

やすな「えっ…ちょ、ちょっと待ってよ…」

もはや問答無用、やすなに拒否権どころか発言権すら与えないプレッシャーを放つソーニャ

ソーニャ「お前の家しか考えられん…」

ソーニャ「いいかっ…忘れずに持って来いよ」

やすな「…う、うん」

凄まれて、やすなはつい返事をしてしまう

ソーニャ「じゃあな」

ソーニャは短くあいさつをするとそのままフイと振り向いて教室から出て行った

やすな(ど、どうしよう…)


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