過去ログ - 「私を、殺してください」 「……え?」
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27:卵かけご飯する者  ◆ZZgvzQZhlY[saga]
2012/06/13(水) 20:32:56.52 ID:HkgBXFRxo
……なんで、傷が……

僕は自分の手を見た。
真っ赤とは言わないまでも所々赤く染まった拳。
確かに人を傷つけた、証明。
以下略



28:卵かけご飯する者  ◆ZZgvzQZhlY[sage]
2012/06/13(水) 20:33:32.66 ID:HkgBXFRxo
気が向いたら続く

地の文ってなんかキモイな

だんだん減らすカモ


29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/06/13(水) 20:56:35.80 ID:6ecRcZSeo
はよ


30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/06/13(水) 21:52:58.21 ID:BVZbDd7IO
地の文に飢えているんだ

はよ


31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方)[sage]
2012/06/14(木) 14:41:52.76 ID:rUaFzmde0
そんなに殴ったら手の骨折れますよ?普通は・・・
続けて著
普通の少女じゃないって分かって安心したから


32:卵かけご飯する者  ◆ZZgvzQZhlY[saga]
2012/06/14(木) 20:58:28.26 ID:xaNKl70xo
……いてて

水流が興奮した感覚を落ち着かせ、今度は痛覚が訪れた。
そりゃ当然だ、作用反作用の法則なんてこの歳で知らない方が珍しい。
相手を傷つけた分だけ自分が傷つくことは世界の道理だ。
以下略



33:卵かけご飯する者  ◆ZZgvzQZhlY[saga]
2012/06/14(木) 21:03:20.67 ID:xaNKl70xo
学校の購買は、相変わらず混んでいた。
永遠に感じた時間も過ぎ去ってしまえばたったの数分であったので、今はまだ昼時のピークという現実だ。

……月見うどん、売切れてるや

以下略



34:卵かけご飯する者  ◆ZZgvzQZhlY[saga]
2012/06/14(木) 21:10:14.98 ID:xaNKl70xo
あのさ……それ、僕のお金で買ったおにぎりだよね?

「ん?だから一個残してあるんじゃん」

……はぁー
以下略



35:卵かけご飯する者  ◆ZZgvzQZhlY[saga]
2012/06/14(木) 21:18:21.46 ID:xaNKl70xo
午後の授業は退屈で、と言ってもいつもと何かが変わるわけでも無くて。
きっと変わってしまったのは、僕の方なのだろう。
ノートの隅に軽く描いた落書き。

カッター、ロープ、トンカチ
以下略



36:卵かけご飯する者  ◆ZZgvzQZhlY[saga]
2012/06/14(木) 21:23:54.61 ID:xaNKl70xo
放課後。
部活がある者は部活へ、無い者は帰路へ着く時間。
僕はある者の方だったが、部活へは行っていなかった。

「……どうも」
以下略



37:卵かけご飯する者  ◆ZZgvzQZhlY[saga]
2012/06/14(木) 21:26:26.73 ID:xaNKl70xo
アーチを描くように噴き出た血は、とても美しかった。
痙攣するその子の体も、今は全てが愛おしかった。

何度も刺した。
だけど顔だけは刺さなかった。刺したくなかった。
以下略



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