過去ログ - 「私を、殺してください」 「……え?」
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卵かけご飯する者
◆ZZgvzQZhlY
[saga]
2012/06/24(日) 01:40:10.71 ID:3VONCv0Do
まず思ったのは、いい香りだと言うこと。
さらに、女の子ってのはすっごく柔らかいってこと。
僕の腕の中で部長は、体を小さく震わせている。
恐らく僕に怯えているのだろう、当然の反応だ。
以下略
65
:
卵かけご飯する者
◆ZZgvzQZhlY
[saga]
2012/06/24(日) 01:44:56.21 ID:3VONCv0Do
どれぐらい経っただろうか?と僕がふと思った時、部長がそっと僕の腕から離れた。
まだ少し涙混じりの目をしていたが、僕が抱きついたことが原因でないことを願いたい。
「……帰、るね」
以下略
66
:
卵かけご飯する者
◆ZZgvzQZhlY
[saga]
2012/06/24(日) 01:49:13.90 ID:3VONCv0Do
そんな心地よい沈黙を、突然崩す存在が現れた。
着信画面にはあの子の名前。
無粋な電話に少し苛立ちながら、僕はボタンを押した。
『先輩、今から会えます?』
以下略
67
:
卵かけご飯する者
◆ZZgvzQZhlY
[sage]
2012/06/24(日) 01:49:39.22 ID:3VONCv0Do
ココマデ
多分話的に序盤か中盤か終盤だとおもう
68
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2012/06/24(日) 01:58:39.08 ID:NGEmpq3DO
>>1
乙
待っている
69
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2012/06/24(日) 08:15:21.44 ID:VQWXXFINo
何か萌える/////
70
:
卵かけご飯する者
◆ZZgvzQZhlY
[saga]
2012/06/26(火) 01:29:11.37 ID:QZ6OXIZao
次の日部長は、首にマフラーを巻いていた。
まだ寒すぎはしないが多少寒さを感じるようなこの時期、それを巻いてきたからといって違和感を感じる者はいない。
だが僕はその理由を知っていた。
おはようございます、部長
以下略
71
:
卵かけご飯する者
◆ZZgvzQZhlY
[saga]
2012/06/26(火) 01:35:24.37 ID:QZ6OXIZao
「どうだ、美味しいか?」
えと……まぁ、はい
「私はけっこー料理に自信があるからな!」フンス
以下略
72
:
卵かけご飯する者
◆ZZgvzQZhlY
[saga]
2012/06/26(火) 02:11:05.68 ID:QZ6OXIZao
「なぁ、さっきの人って……」
「お前、この野郎ちくしょーっ!!」
……あはは
以下略
73
:
卵かけご飯する者
◆ZZgvzQZhlY
[saga]
2012/06/26(火) 02:33:56.87 ID:QZ6OXIZao
「……もう来てくれないって、思ってましたよ」
屋上に佇む寂しげな背中。
僕に言葉は投げかけても、決してこちらを向こうとはしない。
以下略
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