3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/06/15(金) 09:19:13.27 ID:XNjuTmHDO
それから数日後、旅路も何ら問題なく、住職は地蔵の社に辿り着いた。
住職は地蔵たちに向かって手を合わせ、殿様の代わりに来た事を告げた。
住職「ははぁ〜、こたびは殿様が多忙でして、代わりにワシが来た所存です。どうか、ご容赦ください」
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2012/06/15(金) 09:30:03.20 ID:XNjuTmHDO
地蔵の社は人里離れた高い山の上。
早く帰らねば日が完全に沈んでしまう。
しかし、帰ろうとしたところで住職の腹が「ぐぅ」と鳴った。
住職「おお、そういえば朝飯もロクに食っておらんかったな。早く帰って晩飯を食べよう」
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2012/06/15(金) 09:40:01.78 ID:XNjuTmHDO
しかし、そのお堂は知る人ぞ知るハッテン場じゃった。
男1「ふぅぅーんっ!」
男2「あひぃぃぃーっ!」
男3「おおぅっ!」
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2012/06/15(金) 09:46:15.63 ID:2bs61o2r0
なんてこった
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2012/06/15(金) 09:48:45.73 ID:XNjuTmHDO
男1「おう! 新人か!」
男2「入りな!」
住職「はい、それでは失礼して……」
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/06/15(金) 10:01:20.40 ID:XNjuTmHDO
男1「ふひひ……それで、アンタは何をしに来たんだい?」
住職「……あ、ああ、腹が減ったものでな、何か食べ物をわけてもらえんか?」
男2「食べ物? ザーメンしかねえなぁ」
男3「ほらよ、じいさん」
9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/06/15(金) 10:08:16.98 ID:XNjuTmHDO
住職「ふん」
じゃが住職は口を大きく開くと、一気に盃を空けた。
男3「お、お……」
10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/06/15(金) 10:17:19.96 ID:XNjuTmHDO
男31「ほらよ!」
住職「……むう」
男1「ほれ! 早く負けを認めたらどうだ!」
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/06/15(金) 10:22:54.61 ID:XNjuTmHDO
住職の千手ピンチに、しかし動く者は誰もいないと思われた。
じゃがその時、地蔵の社にて奇跡が起きておった。
?「…………」
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/06/15(金) 10:28:07.39 ID:XNjuTmHDO
地蔵たちが吹き飛び、その地下から何かが顔を出した。
それはかつて、暗黒の破壊神と呼ばれた異形の存在。
破壊神「キケリキケリキケリキケリキケリ」
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