過去ログ - 上条「ヤンデレなフィアンマを安価で説得して逃げたい」
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3: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2012/06/18(月) 00:54:00.22 ID:+aZbIcoAO
フィアンマ「鈍いヤツだな。お前にすり寄る意地汚い女共は…二度とお前に干渉出来ないようにした、ていう事だよ」

上条「……、…」

フィアンマ「…『ベツレヘムの星』は壊されても壊されても自動修復される。大天使は完全に破壊された訳ではないからな、戦争は、じき適当に終わるだろう。だ、だから…死ぬまで、ずっと一緒に暮らそう」

そう強制的に提案したフィアンマはほんのりと頬を赤く染め、恥ずかしそうに上条を見つめる。
そこに敵意や悪意はなく、上条に対しての好意があるだけだった。
冗談ではない。
本気だ。
狂気はあれど、恋情から派生した極めて人間的な行動。
好きな相手を閉じ込めたい、ずっと一緒に居たい、という願いは、誰かを本気で愛すれば自然と出てくるものだ。
普通の人間であれば結婚や同居で縛り付けるものの、フィアンマは尋常でない。
偽りの目的でもって上条を引き寄せ、これから永遠に『ベツレヘムの星』の中で上条当麻と共に暮らすつもりなのだ。
遠隔制御霊装の欠片らしき何かは床に転がっている。嘘ではないようだ。
上条の目的は果たすまでもなく終わっているのだから、この際フィアンマを殴るのは諦めて、何とかひとまず、ここは逃げなければならない。上条の右手がなければフィアンマはこれ以上の凶行を果たせないのだから。
言葉選びを慎重に慎重に、冷や汗をかきながら上条は言葉を返す。



上条「……、…>>5



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