過去ログ - QB「魔法少女達の軌跡」 -SS速報VIP

過去ログ - QB「魔法少女達の軌跡」

↓ 1- 覧 板 20

233:激弾・紅孔雀[saga]
2012/12/06(木) 20:29:53.49 ID:U3hwOY4R0

　最後の砦、和はふぅ、と溜息を吐き出した。
「全く……無茶苦茶過ぎて見てられない……」
　ぼやき気味に口を開いた後、改めて魔女に向けて刀を構える。魔女のダメージも大きいと見据えて、ここが勝負所と決めていた。
（……斬る）

以下略

234:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/06(木) 20:31:41.40 ID:U3hwOY4R0
第３話完了です。

次回で、やっとタイトルに繋がります。

235:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/08(土) 17:06:13.13 ID:UFErTWDU0
全部、書き上げたので一気に投下します。

236:激弾・紅孔雀[saga]
2012/12/08(土) 17:09:06.82 ID:UFErTWDU0
４．激弾・紅孔雀……カッコイイだろ？

　先日の魔女を撃破して以降、四人の関係は少し変化を見せていた。
　共に共闘した事で、それぞれの実力を認めたのか。鉢合わせても、特に揉める様な事態は起こらなくなった。
　そこで、圭はキュウべえに頼んで、中心街の公園に洋子と和、そして知美を集合させたのだ。

以下略

237:激弾・紅孔雀[saga]
2012/12/08(土) 17:10:35.49 ID:UFErTWDU0
「……」
　一同は呆然とした後、圭に対して妙な視線を送る。
「何だよ……その反応は？」
　リアクションの薄さに、圭は少々戸惑っていた。
「……前例は確かに有るよ」

以下略

238:激弾・紅孔雀[saga]
2012/12/08(土) 17:11:51.48 ID:UFErTWDU0
　一回咳払いしてから、圭は息を吸い込んだ。全員が、その一言に耳を傾ける。
「激弾・紅孔雀……カッコイイだろ？」
　三人と一匹は、呆然としてリアクションを取れない。
「……ゲキダン？」
「そ。過激の激に、弾丸の弾。後さ、孔雀って派手に羽を広げるし、何かカッコ良かったから、紅孔雀って名前に決めたんだ」

以下略

239:激弾・紅孔雀[saga]
2012/12/08(土) 17:13:14.42 ID:UFErTWDU0

　翌日の夕方。
　和の持つソウルジェムが点滅し、魔女出現のサインを出した。速攻で変身を完了させ、現場に急いだ。
　再開発地域の工事現場に、魔女の結界が見えていた。
（……あそこだな）

以下略

240:激弾・紅孔雀[saga]
2012/12/08(土) 17:14:24.12 ID:UFErTWDU0

　何処からとも無く、唄が聴こえてくる。魅了するような歌声は、知美と和の耳にも聴こえていたのだ。

【歌謡曲】の魔女“フォルテッシモ”その性質は【唄】

以下略

241:激弾・紅孔雀[saga]
2012/12/08(土) 17:15:30.45 ID:UFErTWDU0

　意識の無い知美は、ゆっくりと動き始めた。あろう事か、薙刀の切っ先を自分の方向に向けて構えている。
　しかし、歌い続ける魔女は首を傾けて、知美を凝視している。
　不審な行動は、魔女の催眠なのか。それとも、違うのか。
　そして、知美は自慢の武器で、自分自身の左腕を斬りつけた。

以下略

242:激弾・紅孔雀[saga]
2012/12/08(土) 17:17:45.93 ID:UFErTWDU0

　結界が解けると、和は急いで知美の腕に回復魔法をかける。
「全く……知美と言い圭と言い。この街の魔法少女は、無茶な戦い方をし過ぎだ」
「固い事は言いっこなし。終わり良ければって、良く言うじゃん？」
　知美の短絡的な考えに、和は呆れて物も言えない様子だ。

以下略

305Res/285.38 KB

↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。

VIPサービス増築中！
携帯うpろだ|隙間うpろだ