過去ログ - 真「時をかけるボクら」
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47:>>46 仕様です[sage]
2012/06/24(日) 01:49:10.89 ID:uoOHMsMDO
終わりのチャイムが鳴るのとほとんど同時に、先生に答案用紙を差し出した。
1人で教室を飛び出そうとしたボクに、直美から声が飛ぶ。

「あっ、真!お昼ご飯は?」

「ごめん、事務所で食べる!」

またね、とみんなに向かって言いながら教室をあとにして、駆け足で駐輪場に向かう。
事務所から演技レッスンのスタジオまでは、歩いても10分はかからない。
夕立が来るのはもう分かってるから、少しでもスタジオに近い場所にいたかった、っていうのも理由の1つ。
だけどそんなことよりも、誰かに話したくてウズウズしてたんだ。
もちろん、ボクが体験した不思議な出来事についてね。

校舎の壁に備え付けられた時計は11時半を回ったばかり。
屋上のベンチには、もうすぐ雪歩と美希がやってくるハズ。
あの2人がどんな顔をするか、いまから楽しみだ。



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