94:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/20(金) 07:26:05.93 ID:4qmmSL/DO
「……雪歩のこと、誰にも喋らないから」
嗚咽混じりの声で、途切れ途切れの声を投げかけるボク。
「雪歩は親友だから…忘れたくないから…だから……」
ボクから雪歩の記憶を消さないで。
そう叫びたかった。
だけど、涙が邪魔をして、声にはならなかった。
「ダメだよ真ちゃん…ダメなんだよ……」
ボクを諭すような雪歩の声。
儚くてキレイで、だけど稟とした、ボクの大好きな声。
この声を忘れてしまうことなんて、考えられなかった。
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