過去ログ - 恒一「有田さんの幸運度が上下する現象……?」
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41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/21(木) 23:45:21.07 ID:1raaGn3yo
恒一「三神先生。単刀直入に言います。僕と有田さん以外の三組の生徒を、別のクラスにしてください」

怜子「っ!? 恒一君……」

恒一「運の総量が、クラスの中で等しいなら、クラスが二人なら、片方の運が下がれば、同じだけもう片方が上がります」
以下略



42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/21(木) 23:46:16.76 ID:1raaGn3yo
怜子「その話、千曳先生に聞いたの?」

恒一「クラスの運の総量については、千曳先生に聞きました」

怜子「違うわ。クラスを二人にするって話よ」
以下略



43:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/21(木) 23:46:50.28 ID:1raaGn3yo
恒一宅、夜

怜子「十五年前、私の一番の親友が、いないものになったわ」

怜子「もちろん、そんなのは嫌だったし、どうにかしたかった。だから、現象の事を調べて、恒一君と同じ結論に至った」
以下略



44: ◆ZLUGH5bpAU7a[saga]
2012/06/21(木) 23:48:07.54 ID:1raaGn3yo
vip分終了


45: ◆ZLUGH5bpAU7a[saga]
2012/06/22(金) 00:04:29.91 ID:6b/QTogXo
怜子「その日は、私の運が良い日だった。夜の十時になって、理津子姉さんが、私と「いないもの」の子が住んでいた家に来たの」

怜子「私のお婆ちゃん……恒一君からすれば、曾お婆ちゃんになる人が危篤だから、今すぐ病院に行かなきゃいけないってね」

怜子「いないものの子は、家でじっとしてれば安全だからって、私を送り出したの。だから、姉さんと二人で、車で病院へ行ったわ」
以下略



46: ◆ZLUGH5bpAU7a[saga]
2012/06/22(金) 00:21:00.95 ID:6b/QTogXo
怜子「サイコロも何もかも忘れて、お通夜がどうこうだとか話していた時に、私達を乗せた車は、居眠り運転のトラックに、はね飛ばされた」

怜子「訳が分からないままに気を失って、気がついたら病院。起きたらすぐに、父さんと母さんに泣かれながら抱きつかれたわ」

怜子「生きてて良かった。怜子だけでも生きてて、本当に良かったって」
以下略



47:VIPにかわりましてAritarがお送りします[saga]
2012/06/22(金) 00:23:09.10 ID:6b/QTogXo
とりあえず、ここまでです
せっかくのSS速報なので、ゆっくり更新していこうと思います


48:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/06/22(金) 00:37:25.72 ID:Fsaj4ffDO
乙です


49:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/06/22(金) 11:41:40.94 ID:oQSX32RDO
おちゅ


50: ◆ZLUGH5bpAU7a[saga]
2012/06/23(土) 00:06:11.07 ID:F2zutetzo
恒一「僕は……出きる。いや、やらなきゃいられないよ。本来、友達の多い普通の少女が、クラスの中で孤立してしまう状況なんて、僕は嫌だ」

恒一「そこに自分から何も出来ず、ただ見ているだけなんて、もっと嫌だ」

恒一「そして、自分に状況を打破する方法があるのなら、それを実行しない理由なんて、どこにも無いよ」
以下略



51:VIPにかわりましてAritarがお送りします[saga]
2012/06/23(土) 00:12:01.02 ID:F2zutetzo
怜子「……今度は、恒一君が死んじゃうかもしれないよ?」

恒一「怜子さんが忠告してくれたからには、二の舞にはならないよ。最善の注意も払う」

怜子「有田さんが嫌がったら?」
以下略



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