過去ログ - 恒一「有田さんの幸運度が上下する現象……?」
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92:VIPにかわりましてAritarがお送りします[saga]
2012/07/02(月) 01:04:51.56 ID:ItZHo37Lo
カチリ

恒一(なんで! どうして! 掛け布団がベット全体にかかる大きなタイプなんだ! せめて、一人一人にかけるタイプだったら良かったのにっ!)モゾモゾ

恒一(だめだ、だからこそ、モゾモゾ動くと松子に伝わっちゃう。身動きするな、僕は寝たんだ! もう寝たんだ!)

有田「恒一、君……もう寝ちゃった?」

恒一「……起きてるよ、どうしたの?」

有田「私、恒一君にいろんな事をしてもらっちゃって、その上に迷惑かけちゃって……どれだけ感謝しても足りないよ」

恒一「それは違うよ。この現象は、あくまでも結果的にはプラスマイナスゼロだから、松子が僕に感謝する必要は無いよ」

有田「でも、それでも、私は感謝したいの。ありがとう、って思ったら、言いたいから」

有田「今日一日、楽しかった。これから毎日がこんな風に続くなら……不謹慎だけど、私は現象に選ばれて、良かった。でも、今こうして、私が誰かと一緒にいられるのは、その誰か……恒一君のおかげだよ。だから、ありがとう」

恒一「……どういたしまして」

有田「……何度も言うと、くどい?」

恒一「言われて嫌になるわけも無いよ。でも、一緒に暮らす以上、家族みたいなもんなんだから、そう繰り返し感謝する必要も無いかな」

恒一「感謝は、お互いの心の中で良いと、僕は思う。それは、自然と相手にも伝わるなら」


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