過去ログ - セイバー「問おう、貴女が私のマスターか?」禁書目録「え?」
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◆ecH57LqR9PZC
[saga]
2012/07/09(月) 16:12:20.53 ID:hWPKuJVO0
それからも続けて聞こえてくる鉄のぶつかり合う音に押されながらセイバーの元に駆け寄る。
「大丈夫!? セイバー!」
「ま、マスター……くっ! 申し訳ありません、不覚を取りました……」
「そんなこと言ってる場合じゃないよ! ……凄い怪我、は、早く治療しなくちゃ!」
近寄って確認したセイバーの傷は思ったように深く、激しいものだった。
彼女の鎧を砕き、青い布が深く赤く染まっていた。
アスファルトの地面にも、夥しい量の血がぶちまけられている。
マスターとして回復の魔術で、治療をしてあげたいけれど、私は私の魔力を上手く指向性にすることが上手く出来ない。
しっかり陣を張ってならまだしも、こんな場所状況でするのは無理がある。
だから、まずはここを離れなきゃ―――!
「セイバー、肩を貸すから、まずは逃げ―――」
「どこ、に、いこうっての、よ……」
「え? た、短髪……」
セイバーの手甲のついた手を掴んで、立ち上がらせようとしたらいつの間にか短髪が近づいてきていた。
ボロボロ、本当にボロボロで、綺麗だった手足には内出血の痕がいくつも出来て、口からはダラダラ汚らしく液が毀れている。
そんな姿なのに、もう立てないほどだろうに短髪はそこに立っていた。
どこか反神々しい、悪魔的な姿で彼女は私の目の前に。
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