過去ログ - セイバー「問おう、貴女が私のマスターか?」禁書目録「え?」
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◆ecH57LqR9PZC
[saga]
2012/07/09(月) 16:14:15.70 ID:hWPKuJVO0
「しばらく会わない間に随分と諦めが良くなったもんだね」
え―――。
音にしたら『業』
色にしたら『紅』
意にしたら『火』
否――――『炎』!!
赤く紅くアカク。
血すら燃やし尽くして骨すら灰に変える。
そんな炎が降り立った。
人間の視認速度限界を遥かに超えた一撃を、その赤は容易く溶かした。
そして、私たちと短髪を分かつ様に巨躯の神父がそこに立っていた。
「す、ステイル!!?」
「やあ、遅くなったけど間に合ったようで何よりだ、すまないね人払いのルーンを刻むのに時間がかかってね」
咥えタバコに、少し離れていても鼻につく香水の匂い。
赤髪、2mを越える巨体を持つ教皇級の魔術を操る世界屈指のルーン魔術師がそこに立っていた。
「君の危機だというのに上条当麻は一体どこで何をしているんだか」
「っ…………」
彼の呟きに、更に私は唇を強く噛んでしまう。
それを見た彼は失言と判断したのか、少しだけ戸惑いの表情を浮かべて短髪に視線を合わせた。
「まぁいいさ、彼がいないなら僕が君を守るだけさ、それが僕の近いだからね」
彼の手に握られたルーン符。
力ある文字の刻まれたそれらから爆発するように火柱が立った。
「彼女を傷つけるものを悉く排除するのが僕だ」
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