過去ログ - セイバー「問おう、貴女が私のマスターか?」禁書目録「え?」
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◆ecH57LqR9PZC
[saga sage]
2012/06/24(日) 11:07:25.61 ID:xRRwkXia0
「参加している魔術師は不明、イレギュラーな事態もあり得る、そして願いを聖杯、かぁ……」
内容の確認を終えて一息をつく。
思った以上にこの戦いが熾烈を極めることを再確認した。
人智を越えた英霊に、そのマスターたる魔術師たち。
それらを全て打破してやっとたどり着ける。
そう、願いを叶えられる。
それは大変大事なこと。
この戦争に勝ち抜くことが出来れば私の願いは叶う。
願い……私の願い。
とうまを助ける。
今彼がどうなっているかも解らない。
生きているのか…………死んでいるのか。
それでも、何もしないで待つなんて出来ない。
「あ、そーだ、命呪って何処にあるの? それが無いと私はマスターじゃなくなるんでしょ?」
「命呪、ですか……大体どちらかの腕に発現することが多いようですが」
「腕、腕かぁ……あっ! あったこれだね!」
パジャマの袖をまくって確認したら、右手の肘近くの微妙に見えにくい場所に刻印されていた。
何でこんなところに? と思ったけれど口にはしないで、そのどこか剣のような命呪を指先で撫でてみた。
いつの間にか現れていたそれは違和感もなく刻まれていて、いくら触っても何の感慨もなかった。
だけどこれが私の生命線なのだ。
命呪は、マスターがマスターたす証だけではなく。
サーヴァントを御するものであり、聖杯の魔力ブーストのトリガーでもある。
これがあれば一時的にサーヴァントを強化したり、遠く離れた場所から呼び寄せることも可能らしい。
その回数は三回。マスターとしての証を残すなら二回しか使えない訳だ。
「使うべき瞬間は考えなくちゃね……」
命呪を睨みながらそう呟いた。
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