過去ログ - セイバー「問おう、貴女が私のマスターか?」禁書目録「え?」
1- 20
44: ◆ecH57LqR9PZC[saga sage]
2012/06/24(日) 11:09:25.62 ID:xRRwkXia0
「ご飯食べなきゃ、もぐもぐ、だよね? んぐんぐ」

「そうでひゅね、もぐもぐ、ひょうろーは、もぐもぐ、戦の基本です」

もとはるが置いていってくれたカードを使って私とセイバーは朝の栄養補給を済ませた。
出前に来てくれた人が「あれ? 二人?」みたいな顔をしてたけど、何のことかは解らない。
食事を終えた私達は、昨夜のように向かい合って座り、今後の方針を決めることにした。

「とりあえず、私は昨日の聖杯戦争の情報を集めるだけ集めといたから、そこから決めていこうと思うんだよ!」

「私はマスターの指示に従いますよインデックス」

集めた、と言っても頭の中の情報を整理しただけなのであんまり偉そうには言えない。
だけど、セイバーはそんな私に関心をしてくれているようだった。

「まずは、何だけど……セイバー、セイバーの真名を教えて欲しいんだよ、それと戦法、得意な状況、苦手な状況とか」

「なるほど、確かに重要な部分ですね戦略を組む以上……しかし」

「しかし?」

私の考えに頷いたセイバーだったけれど、顔を曇らせて申し訳なさそうにこちらを見てきた。

「真名は秘匿にさせていただけないでしょうか?」

「ん〜…………………………良いよ」

「良いのですか?」

こちらの答えに自分から言い出しておいてセイバーは驚愕しているようだった。

「うん、それが必要かも知れないからね、真名を隠すのは戦略上上等だし、私が漏らす心配もなくなるから」

「ありがとうございます、インデックス、不忠の私にお気遣いをして頂けるなんて」

「そんな、気にしないでよ……」

相変わらず律儀な彼女にちょっと困りながら話を続けていく。
それに、隠し事は私もしているのだからお相子だ。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/747.30 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice