過去ログ - P「お前の夢にはついていけない」律子「……そう」
1- 20
110:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/08/19(日) 23:55:08.20 ID:vMSRXzRQo
「とまあ、そんなことがあったのよ」

 伊織はそう話を一区切りして、食べかけのケーキに手を出した。
 ここは都内のとあるスイーツショップ、その奥にある半個室である。彼女の対面には、同じようにケーキをぱくついている水谷絵理の姿がある。

以下略



111:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/08/19(日) 23:55:55.29 ID:vMSRXzRQo
 伊織は、絵理が言いたいことをなんとなくわかった気がした。つまりは、涼は夢子の好意を感じ取っていながら、ないものとして処理していたのだ。
 他に好きな相手がいるとなれば、夢子の気持ちに応えることは出来ない。しかし、はっきりと邪険にするのは涼にとっても辛いことだったのだろう。
だから、そんなことはありえないと、自分で否定した。

 ひどい話ではあるが、鈍感すぎるのに比べれば無理のない推測かもしれない。
以下略



112:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/08/19(日) 23:56:39.10 ID:vMSRXzRQo
「ここで、こうターンして……。んー、ちょっと休もうか、律子」

 鏡となっているレッスン場の壁に向かって新しいダンスのパターンを披露していた菊地真は、ぱたりと動きを止め、横で彼女の動きを模倣している
女性にそう声をかけた。

以下略



113:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/08/19(日) 23:57:32.31 ID:vMSRXzRQo
「涼と一緒にやるんじゃだめだったの?」
「涼?」
「うん。だって、ダンスのことに関して言えば、ボクと同じくらい頼りになるだろ? 涼って」

「あら、そんなに評価してるの?」
以下略



114:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[sage]
2012/08/19(日) 23:58:02.53 ID:vMSRXzRQo
本日は以上となります。


115:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[sage]
2012/08/20(月) 00:02:15.72 ID:xRXUYPRUo

ンモー、これだから涼ちんはー


116:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[sage]
2012/08/20(月) 00:53:04.06 ID:1OjU/RIto
乙です 次回も楽しみにしてます


117:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長野県)[sage]
2012/08/20(月) 09:24:40.77 ID:1OFjJhFpo
乙乙


118:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[sage]
2012/08/20(月) 09:37:28.56 ID:/GQXhwP50
涼ちんを再教育・・・つまりりゅんりゅn
おや、誰か来たようだ



119:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[sage]
2012/09/14(金) 20:57:34.77 ID:ka37Jsdzo
なかなか書き進めなくて投下出来ていませんが、完結はさせるつもりなので、気長にお待ちいただけると幸いです。


120:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/09/17(月) 03:26:11.14 ID:5wCj2/kDO
いつまでも待ってる


503Res/439.58 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice