過去ログ - P「お前の夢にはついていけない」律子「……そう」
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463:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/12(日) 00:04:14.48 ID:1fwsL/DKo
 だが。

 予定されていた涼の出番直前にステージに現れた日高舞の言葉によって、彼らの目論見は見事に外されることとなる。

「やっほー、舞ちゃんだよー」

 いつも通り明るい声で日高舞が現れると、それだけで会場全体の雰囲気が明らかに変わる。

 それまでの出演者たちが、自分たちのパフォーマンスが無に帰すのではないかと心配するほどの場の掌握力であった。

「みんな知ってると思うけど、次の出演者の秋月涼ちゃんは、しばらく前に事故にあって、いまもリハビリ中なの。だから、本人は欠席」

 会場から、落胆の声と、納得の声の両方が起こる。
 出演に期待する者もいれば、やはり無理だろうと考えていた者もいたということだろう。

「ところで、この大会の規定では、予選開催中はユニットの人数を増減出来るの。最初のエントリー時の人間を除くことはできないけど、
誰かをプラスすることは出来る」

 ざわり、と会場が揺れた。

「そう、ソロユニットでも、ね」


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