過去ログ - P「お前の夢にはついていけない」律子「……そう」
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47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[sage]
2012/07/01(日) 02:06:06.49 ID:PuuLvK0+o
「わ、私のプロデュース案は、水瀬伊織、星井美希、三浦あずさによる新ユニット『竜宮小町』の結成です!」

 話し始めてみれば自信満々に言い切る律子。もしかしたら、この部分は練習してきたのかもしれないな、
とチーフは考えたりする。

「竜宮小町というのはたしか……」
「はい。俺が企画した、亜美、真美、再デビュー計画……の最初のやつですね。春香とあずささん、それに双子で四人組になる予定でした」
「そうそう。美希君の移籍騒動で実現はしなかったが……。ああ、いや、続けてくれたまえ」

 社長に促されて、律子は大きく頷く。

「はい。仰る通り、竜宮小町は元々はチーフの企画です。今回は、形は違うものの、その復活ということになります。
あつかましい話ですが、衣装デザインなど、すでにあるものは利用させてもらおうと考えています。もちろん、各人に合わせてアレンジは加えますが」
「うん、まあ、それはいいんだが……」

 チーフは資料に落としていた視線を上げ、律子をじっと見つめる。

「現在ソロで活動している三人を組ませるメリットについて、どう考えてるのかな」
「私が彼女たちをユニットにと考えたのは――当然のことながら――彼女たちがたまたまソロでいたから、というような理由ではありません。
三人を組ませることで、それぞれにいい影響がでると踏んでのことです。それについて、説明しますと」

 律子の台詞は随分となめらかなものになっている。それは、彼女の緊張が和らぎつつあるのに加えて、彼女が得意な分野――すなわち分析へ
と話が移行しているからだろう。


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