過去ログ - P「お前の夢にはついていけない」律子「……そう」
↓
1-
覧
板
20
7
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)
[sage]
2012/06/22(金) 22:04:22.04 ID:FuSozdXdo
「早とちりしないで。それなら765に戻ればいいって言うよ。まあ、律子姉ちゃんがそう結論づけるならそれでもいいけど……。僕の案は違う」
「どういうことよ」
「765に居候させてもらえばいいんじゃないかなって思うんだ。一室を貸してもらうのでも、デスクを貸してもらうのでもいいけど。そうすれば、
姉ちゃんのプロデューサーさんの仕事ぶりも近くで見ていられるし、コネをつなぐのも、やりやすくなるよね?」
「765に……居候?」
「そ。765プロの子会社なんだし、同じフロアにあってもいいでしょ? 別に765内に戻ってもいいとは思うけど、いずれ独立するなら会社の形式も
保ったままの方が……」
律子の表情が険しくなり、射貫くような視線が涼をとらえる。彼は思わず身をすくめようとして、なんとか堪えた。
「そ、そりゃ、律子姉ちゃんとしては一度独立した以上、一国一城の主を保ちたいだろうけれど、背に腹は替えられないっていうか、その……」
「涼!」
「ひゃいっ!」
鋭い声と共に律子が立ち上がり、彼のほうに身を乗り出す。反射的に防御の姿勢をとる涼。
だが、律子の手はそんなことを気にせず、彼の肩に乗った。
「それよ!」
「へ?」
「そうよ。なにも事務所なんかなくていい。私がいるところが私のオフィスなんだから。あの人をパートナーにすることはかなわなくても、
あの人の仕事からその技術を盗み取ることは出来るはずっ!」
「あ、うん。偉そうなことを言ってごめんね。でも、そのほうがきっと……」
「なに言ってるの。とってもいいアイデアだわ。早速、高木社長に連絡して……」
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
503Res/439.58 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - P「お前の夢にはついていけない」律子「……そう」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1340369876/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice