28: ◆aSQx.z3IE/pB[sage]
2012/06/26(火) 22:12:44.20 ID:erHCzMlV0
「解りました。 今日のところは帰りますね。でも、私先輩が不能でも好きですから
先輩の全部を愛してますから、離れたりしませんよ。 安心してください」
死刑宣告だった。
俺がどう抵抗しようと何をしようとこの先一生付き纏ってやるという宣言だった。
「それじゃあ」
「ちょ、おい。 この手錠を外して……くれないか」
腕を彼女の前に出すようにして言うと彼女は俺を冷たい目で見つめた。
「…………」
そして、じっと手錠を見る。
この顔をしている時の彼女はとんでもなく、ろくでもないことを考えているという事を俺は知っていた。
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